Chimney1720にようこそ!




Chimney1720を正しく、永く使うための情報が記載されていますのでご購入・ご使用の前に取扱説明を良くお読みください。 

※商品情報を詳しくアップしていますが、読み飛ばしながら関連する処をお読みください。

 

商品販売サイトSnowcafeONLINE (snowcafe2015.com)


 

Chimney1720は竹材で造られたシフォンケーキ中筒型の専用型抜き道具です。Chimney1720プロジェクトチームが竹材を選んだのには7つの理由があります。

理由1竹林を放置すると樹木を衰退させて里山などの生態系を替え竹の多過ぎる山は土の保持力が弱くなり崩れ易くなるなど竹は生活で親しまれている反面、厄介者としての一面もあります。放置竹林を間引きするためには多くの方が利用できる竹製品が求められています。

Chimney1720プロジェクトチームはSDGs(持続可能な開発目標)1*

 

社会的取り組み

 

の一環として竹を活用したシフォンケーキ中筒型抜きの研究開発を進めました。


FNN live news days 20210909 の記事の一部を抜粋して掲載しています。

日本では、竹林の管理放棄が全国で深刻化している。
日本では昔から、家屋や日用品など多くのものに竹が利用されてきたが、プラスチックなどに置き換わり竹の需要が減少。また、管理する人の高齢化なども要因と考えられる。
竹は成長のスピードが速く、増殖するため、竹林面積は年々増加しているが、管理が追いつかない竹林が増えると様々な弊害があるという。例えば大雨や台風の時には、倒れた竹が流れ出て水をさえぎり、氾濫や浸水などの二次災害を招いているというのだ。

竹林整備を行う一般社団法人「もりびと」千葉美賀子さん(72):竹が生い茂って光が入らなくなると、森の中の小さい木なんかは育たなくなり、枯れてしまう。森が、竹に潰されていってしまう。

取材後記

「箸・はし」「篭・かご」「櫛・くし」など、竹冠のつく漢字を思い浮かべると、日本の生活にどれだけ多くの竹が用いられていたのか想像に難くないだろう。
今回取材した千葉さんも「日本人の暮らしの中にいっぱい入っていた竹が、どうして厄介者になってしまったのだろう」と語っていた。
近年、プラスチックの台頭によって竹需要は低下の一途をたどっているが、時代の移り変わりとともに用途を変えても、竹が持つ可能性に光を当て、貴重な資源として使っていく、こうした取り組みこそ、真の「持続可能性」と言えるのではないだろうか。(取材:フジテレビ 安宅晃樹アナウンサー・経済部記者)


理由2Chimney1720の最も優れた点は

 

生きた素材

 

の竹を活用した点です。同じ型サイズでもメーカ毎に中筒の型サイズが異なります。竹は其々の型に合わせることができる生きた素材のためシフォニストにとって大きなメリットになります。このことは他の工業材料では成しえない機能性です。

理由3中筒型抜きを心地よくストレスフリーに使うために必要な機能性は素材の

 

反発力と復元性

 

です。Chimney1720は中筒型2*よりも僅かに小さく造られているので型に押し広げられながらシフォンケーキ生地を上から下までカットして元の形に戻ります。そのためには素材の強い反発力と高い復元性が必要です。竹は和弓や昔の棒高跳びにも使われていたように強い反発力と高い復元性を備えています。

理由4生きた素材の竹は水気を与えるだけで形が広がりChimney1720の重なる部分が無くなりメンテナンスがし易くなります。また備え付けの紙管やご自身の中筒型に取り付けて自然乾燥すれば元の形に戻りますこのことは他の工業材料では成しえない

 

お手入れのし易さ

 

の機能性です。 

理由5シフォンケーキをカットするにはより薄く丈夫な素材が必要です。この点ではメタルなどの素材が優れていますが堅牢性を高めるための調査・研究を重ね柿渋が竹材の堅牢性3*を高めるのに適していることが分かりました。また柿渋は高い抗菌性4*もあります。柿渋と竹の合わせ技で

 

堅牢性と抗菌性

 

を高めることが出来ました。 

*江戸小紋型染の伊勢型紙にも柿渋が使われていますので堅牢性は伝統工芸で証明されています。

*竹はコンクリートと同程度の圧縮強度と鉄鋼に匹敵する引っ張り強度があると言われています。

 

理由6Chimney1720は僅か10gの重さで頻繁に使っても疲れ難く

 

 

手に優しい軽さ

 

*また環境にも優しく、そして大切な型を傷めない優しい素材です。

 


 

 

詳しい使い方の説明

図1

Chimney1720は密着性を高めるために中筒型2*よりも僅に小さく造られています。そのため真上から型に入れることは出来ません。

図1左のように斜めの状態から型に入れゆっくりしっかりと下まで降ろしてください。

 

型との密着性を高めてきれいな型抜きをするための工夫です。  

 

 

ここに注目

Chimney1720を上から覗くと図2-1のように2重構造になっています。斜め方向から型に入れる際、右利きの方はこの2重の部分を

図2-1右のように右側にしてください。(左利きの方は左側)  

図2-1 上から見た図

 

 

図2-2 断面図

A:型にイン(2重の部分を右側にして斜めから)

B:生地にイン(密着に集中)

C:底にイン(ユックリ&シッカリ

 

 

図2-3 断面図

*右利きの方が2重の部分を左側にして型に入れると図2-3のように2重の部分が型を挟み込みChimney1720を傷める恐れがあります。

 

 

図3

Chimney1720は竹の弾力性と復元力と0.5mmの薄さを生かして中筒型に密着させながら

中筒型に貼り着いたシフォンケーキ生地の焼結層を型に沿って上から下までカットしていきます。

Chimney1720の中筒型抜きの作業時間は僅か十数秒です。

図3Chimney1720の直径から中筒型の最も大きな直径の変化を表した断面図です。

*因みに竹の弾力性と復元力の強さを生かして和弓や昔の棒高跳びにも使われていたようですね。 

 

 

ここに注目

*中筒から始めてください。

*側面と底面に先に刃を入れると支えを失いChimney1720に生地が引き込まれ易くなります。

 

 

ここに注目

1・2 左手を添えながら斜めに型挿入 (型とChimney1720の2点接触で型に被せるようにスムーズイン)

3 生地にインする前に両手でChimney1720直立と中筒型との密着具合を確認、集中してスタンバイ

4・5 左手を添えて型とChimney1720を密着させながらユックリ&シッカリと押し下げる(ナイフと異なり生地の抵抗があります)

押し下げた後は引き抜くだけです。

 

 

ここに注目

snowcafeのInstagram目線動画からのコマドリ画像です。(@snowcafe2015)

1 左手を添えながら斜めに型挿入 Chimney1720型に被せるようにスムーズイン)

※写真2-1のように型入れのときに端を指で拡げながら入れることも出来ます。

2 生地にインする前にChimney1720直立と中筒型との密着具合を確認、集中してスタンバイ

左手を添えて型とChimney1720を密着させながらユックリ&シッカリと押し下げる(ナイフと異なりやや生地の抵抗があります)

4 後は押し下げて抜き取るだけです。

snowcafeの生地はChimney1720による生地の引き込みは見られませんが、其々生地の個性があると思います。特に柔らかい生地の場合はsnowcafeにご相談ください。

写真2-1

 

 

 

チムニーフローチャート

Chimney1720の使い方からメンテナンス、サイズ調整を箇条書きフローチャートにまとめましたので参考にしてください。

 

 

①中筒を最後にすると生地がチムニーに引き込まれますので型外しは中筒から始めてください。

竹材のチムニーを金物のように扱うと型に負けて損傷しますのでユックリ&シッカリとした丁寧な扱い方が大切です。

慣れれば僅か数秒で中筒の生地をカットできるためユックリとした作業でもナイフや竹串、オーブンペーパよりも時間短縮できます。

②③刷毛やスポンジなどで軽く水気を与えるだけで数分で自然に開いてきますので無理に開かないでください。

このときに優しくお手入れしてください。

④小一時間程で乾いてくると凡そ元の形に自然に復元しますので、このときに紙管にシッカリとピッタリと輪ゴムで上中下に留めてください

サイズの調整は【密着性を作りましょう】から下のページを参考にしてください

後は一晩放置するだけです(折径7cmの輪ゴムで上中下2重留め)

お手入れは型抜きのお仕事が全て終わってからだと思いますので、シッカリと乾かしてから紙管に取り付けて一晩寝かしてください

お手入れしながら生乾きの状態で使用すると強度が一段落ちて損傷する場合がありますのでご注意ください

 

 

図4 -1

図4-1Chimney1720を先細りにした形で型抜きした全周の状態です 

写真3図6【より良く使うための説明】で型抜きした状態です。

中筒型に対して先細りにしたChimney1720のエッジ角が強く作用してきれいな型抜きが期待できます。

 

 

図4-2

図4-2Chimney1720を通常の円筒形で型抜きした全周の状態です 

中筒型に対してChimney1720のエッジ角が先細よりも強くないため生地の取残しが出ています。

Chimney1720は常に円筒形に戻ろうとしますので先細りの形を保つためには【より良く使うための説明】のように

その都度、先細りの形を調整する必要があります。 

 

 

図4-3

図4-3Chimney1720中筒型との密着性を単純化して図解したものです。 

左図は密着性が良くないため生地の取残しが出てカットも重くなりChimney1720を傷める要因にもなります。

*右図は密着が良いため生地の取残しが少なくカットも軽くなります。 

 

 

ここに注目

*フィット調整と生地ファーストイン集中

*型とChimney1720に隙間が大きいと生地が引き込まれ易くなります。  

 

 

図4-4

生地の引き込みを少なくする方法としては側面と底面は後にして中筒から始めてください。また図4-4のようにチムニーを挿入するときに生地が引き込まれると思いますが、Chimney1720と型密着に集中(左手で抑える)してゆっくりと挿入してください。ここをクリヤーすると底まで問題なく入り、後は引き抜くだけになります。

 

 

図4-5

図4-5Chimney1720で型抜きしたものです。 

 

 

ここに注目

図5-1右のように2重構造を右に、前立てラインを手前にすると分かり易いです。

左利きの方は図の左右が反対 

左利きの方は2重を左に前立てラインを手前 

 

図5-1斜め上から見た図です

 

 

図5-2左はやや下から見た図です。

中筒型よりも小さい径のChimney1720弾力性を生かして斜めから中筒型に入れることで2点接触になりダメージが軽減されます。

 

図5-2右は下から見た図です。

一方中筒型よりも小さい径のChimney1720を無理やり真上から押し込むと端全体が中筒型に当たってダメージを受けます。
 

 

お手入れの説明

写真1

竹は生きた素材なので刷毛・スポンジ・布などで水気を与えるだけで写真1左のように数分で開いてきます。この時に重なる部分が無くなりますのでスポンジや柔らかい布などで軽く乾拭き、水拭、また必要ならアルコール消毒などをしてください。

*柿渋は化学塗料と比べて防水性は劣ります。繰り返し水洗いすると堅牢性が落ちますので乾拭きや軽い水拭きがお勧めです。

*水を使った江戸小紋型染の伊勢型紙にも柿渋が使われていますので堅牢性また一定の耐水性は伝統工芸で証明されています。

*水気を与え暫く放置した後からお手入れをする場合は、水桶に軽く通して両面に水気を与え表裏面を良く拭ってから放置してください。

(表面だけに水気を与えた場合は表裏の乾燥収縮差で乾き始めるとパッキという音がします。気になるようでしたら表裏面に水気を与えてください) 

 

 

硬めのブラシなどは柿渋や竹素材を傷めますので使用しないでください。

 

また乾いてくると小1時間ほどで写真1中のように元の形に復元してきますのでこのときに備え付けの紙管に写真1右のように折径7cmの輪ゴムで2重巻3箇所留めで1昼夜ほど養生してください。

 

*紙管には濡れた状態では取り付けないでください。 

*濡れた状態で型抜きはしないでください。(強度が弱まり破損し易くなります)

 

 

 

保管と養生

(サイズの調整)の説明 

 

Chimney1720出荷時はsnow cafeの型でサイズ調整していますので、

下記のサイズ調整法を参考にして

 

 

 

自分用に合わせて調整してください。

 

 

写真2

 

写真2-1

シフォンケーキの型サイズはメーカ毎に様々です。そのためお使いの型に最初に取り付けるときに、きつく感じたり、また緩く感じたりすると思います。生きた素材の竹は湿気と乾燥で自ら収縮・拡張を調整して型に馴染む特性がありますのでフイット調整することで丁度良いフイット感が生まれると思います。

出荷時は密着性を高めるため、やや小さめにサイズ調整していますのでお使いの型によっては取り付けが窮屈に感じると思います。

 

中筒型や紙管に取り付ける場合は写真2-1を参考にして取り付けてください。

 

写真2Chimney1720を其々の型にフィットさせるためのサイズ調整法です。

 

A写真右紙管に取付けて調整

水気を与えた後にほぼ乾いた状態で備え付けの紙管に折径7cmの輪ゴムを2重巻に取り付けて乾かしてください。

 

B写真中:中筒型に取付けて調整

写真A・Cはお使いの型よりもやや小さめに調整して密着性を高める方法ですが型の挿入がきつく感じる場合は中筒型に直接取り付けて半日ほど養生してください。適当なフィット感が生まれると思います。

 

C写真左:小さく巻絞って調整

紙管サイズ(20型はΦ40mm、17型はΦ35mm)がご使用の中筒型よりもオーバサイズで型の密着性が弱い場合は写真2左のように其々の紙管よりもやや小さめに折径7cmの輪ゴムを3か所に2重巻して径32~34mm(Chimney20)、径30~32mm(Chimney17)程度に巻絞り半日程度養生して取り外し、写真2中のようにご使用の中筒型に再度取り付けて半日程度養生してください。A・B・Cの方法を其々試しながらお使いの型に丁度良いフィット感が生まれるよう

 

使いやすい

自分用サイズに調整してください。

 

サイズ調整でChimney1720の径が紙管や中筒型よりも小さくなり過ぎて取り付け難い場合は写真2-1上中のように指で広げながら取り付けてください。また写真2-1下のようにChimney1720を軽く押さえて紙管が落ちる場合は調整が緩いと思いますので巻絞って調整してください。

薄い竹素材のChimney1720湿気や乾燥などで径サイズが変わり易いので

 

ご使用にならないときは備え付の紙管またはご使用の中筒型に輪ゴムで取り付けて日陰に保管してください。

 

ここに注目 

*折径7cmの輪ゴムを3か所に2重巻して留めるのがお勧めです。

 

より良く使うための

説明

写真3

筒状のChimney1720そのままでも中筒型抜きができますがより良く使うためには写真3のようにご使用の型に取り付けて上の部分だけを輪ゴムで2重に巻絞り先細りの形にしてください。半日程度の養生で先細りの形になります。

図6

図6のように先細りの口から型に入れることで角度が付いて密着性とエッジが強くなりより良くきれいな型抜きが期待できます。

(この場合も右利きの方は2重を右側にしてください。)

シフォンケーキ型サイズには10 12 14 17 18 20 23がありますがChimney172017型用20型用だけになります。パッケージの上面に20型用には20のシールが17型用には17のシールが貼られていますのでご確認ください。

Chimney20Chimney17のサイズ調整で18型に使えます。

 

メーカによっては20型と17型の中筒型が同じサイズの型があります。

 

この場合Chimney2017型の中筒型にも使えます。ご使用の型サイズを図7-1と照らし合わせてご確認ください。

Chimney1720は扱い易くするために型サイズよりも長く造られています。

また保管と養生(サイズの調整)Chimney2017型Chimney1720型に使える場合がありますのでご使用の型でご確認ください。

*自由度の高いサイズ調整機能

径表記は内径

図7-1

 

 

図7-2

Chimney1720の直径(内径)はsnowcafeで使用している型外径よりも5mm程度小さく作られています。

型の密着性を高めて生地の取残しを少なくするためです。

(*使い方の説明・図1参照 )

またChimney1720の長さはChimney1720を取り出しやすいように指が掛かる長さの20mm程度長く作られています。

Chimney17Chimney20のサイズ表記はあくまでも目安です。

型サイズはメーカ毎に異なりますのでChimney17使える20型もあります。

 

ご注文の前にご自分の中筒型の寸法を測り(図7-2照らし合わせて(図7-1)ご確認ください。

型サイズがChimney17またはChimney20よりも小さいと密着性が弱くなるので図7-1で確認して

適切なChimney1720をお選びください。

サイズでお悩みの方はsnowcafeまたはCLASIMONsにお問い合わせください。

 

注釈:1*SDGsとは「Sustainable Development Goals」(持続可能な開発目標)」の略で17の目標を掲げています。Chimney1720は7の目標の【エネルギーを皆にそしてクリーンに】12の目標の【持読可能な生産と消費パターンの確保】14の目標の【海の豊かさを守ろう】15の目標の【陸の豊かさも守ろう】を目指して放置竹林の間引きと環境に貢献するために間接的に取り組みました。

Chimney1720ライフサイクルの

イメージ図

Reduse・Reuse・Recycleの3Rの内、

Chimney1720は製品製造で環境に負荷を掛けない

また流通経路の簡略化などReduseを考慮した商品です。

 

  2* Chimney1720のサイズはsnow cafeで使用している型を基にしています。3* CLASIMONsの中筒型の繰り返し試験で9,999回まで損傷無く使えることを確認しています。(CLASIMONsの自社試験・カウンターが4桁のため9,999回) 

シフォンケーキ生地が無い状態での繰り返し試験ですので実際は生地の硬さ・お手入れ・使い方などで耐久性が変わります。

Chimney1720一般タイプ商用タイプがあります。繰り返し耐久試験は商用タイプの堅牢処理で行っています。

商用タイプは一般タイプの2倍の堅牢処理を行います。(詳しくはページ下部の堅牢処理についてをご覧ください) 

 4* 柿渋は柿渋マスクや柿渋石鹸など抗菌性商品として 広く認知されています。

https://www.hiroshima-u.ac.jp/koho_press/press/2012/2012_128 

*広島大学:柿渋の強力な抗ウイルス作用を証明 ~柿渋タンニンが種々のウイルス成分を不活性することを検証~  

写真4

*写真4Chimney209,999回繰り返し耐久試験の結果 です。破線の丸印は手で押す部分と型に接触する部分に多少、表層剥がれと欠損が見られますが問題なく型抜きが出来る事を確認しました。

繰り返し耐久試験はシフォンケーキ生地が無い状態のため実際は生地の負荷などで多少耐久性が変わります。

 

チムニーのリリースから多くのシフォニストに使って頂いていますが、クレームも数件ありましたのでsnowcafeクラシモンズで交換などの対応をさせて頂きました。

クレーム状況をまとめると

●金物のように扱って型入れで欠けてしまった‼

チムニーは0.5mmの竹シートを柿渋で固めてますが金物のような丈夫さはありません。

●半乾き状態で使い「欠けてしまった⁉

柿渋は水溶性のため濡れた状態は強度が弱くなります

型サイズが合わなく欠けてしまった⁉

チムニーはワンサイズの違いは大丈夫ですがサイズが大きく異なると無理になります。

お手入れの時に無理に拡げて欠けてしまった⁉

チムニーは水気を与えると自然に開き、乾くと自然に元の形に復元しますので無理に押し開かないでください。

以上などに集約されます。

 

竹の弾力性と復元性は型の密着度を高めるのに有効です。

型入れのときにはこの特性を理解して使い熟すことが大切ですのでご購入前にご検討ください。

またご購入後は動画やコマドリ画像などを参考にしてお使いください。

 

中筒型抜き比較表 

チムニーはややコツが必要ですが、短時間で型抜きが出来ます。

オーブンペーパは焼成前に予め中筒に取り付けて、焼成後に取り去る方法です。中筒に生地が着かず簡単なためよく使われる方法ですが、中筒に接する生地が生焼けになる指摘もあります。

焼成後にナイフで中筒生地を削ぐ型抜は習熟が必要で時間も掛かります。

竹串は習熟は必要ないですが時間が掛かり抜き痕が残ります。

Chimney1720の経済性試算は商用タイプ です。

販売店のsnowcafeでは管理上、商用タイプをヘビータイプとしています。

 

Chimney1720  商品仕様と説明

商品名Chimney1720

17型用 Chimney17

20型用 Chimney20

価 格

Chimney17 : 4,200円(税別)

一般タイプ価格

Chimney20 : 4,200円(税別

一般タイプ価格

Chimney17 : 4,500円(税別)

商用タイプ価格 (商用タイプは一般タイプよりも2倍の堅牢処理を行います)

Chimney20 : 4,500円(税別)

商用タイプ価格 (商用タイプは一般タイプよりも2倍の堅牢処理を行います)

堅牢処理およびタイプ別については下部ページの堅牢処理についてをご覧ください。

用 途シフォンケーキ内筒型抜き専用ツール(17型 20型)

素 材

堅牢性加工柿渋(内側と外側に複数回)

規 格

Chimney17

(長さ140mm×径35mm×厚さ0.6mm重さ10g )

Chimney20

(長さ145mm×径40mm×厚さ0.6mm重さ10g ) 

パッケージ:Chimney1720パッケージ(取扱説明書・紙管着き)

Chimney20には20のシール、Chimney17には17のシールを貼っています。

過剰包装を避けるため個包装は採用していませんのでご了承ください。(写真はChimney20商用タイプ(ヘビー):参考写真4

中敷きを利用してChimney1720を保管する場合は底に押し込まないでください。

中敷きの上半分に乗っているパッケージングのため、押し込むと中敷きが破れますのでご注意ください。

 

特 徴:生きた素材の手にも環境にも型にも優しい竹は薄くても安心・安全で復元性が高く内筒型抜き素材に適しています。

メンテナンスChimney1720刷毛・スポンジ・布などで水気を与えると数分で開いて重なる部分が無くなりますので手早くお手入れを済ませて型に取り付けてください。

アルコール洗浄の場合は形が開くことはありません。お手入れの際にはスポンジや柔らかい布などで軽く水拭きや乾拭きしてください。

*水気を与え暫く放置した後でお手入れをする場合、水桶に軽く通して両面に水気を与え表裏面を良く拭ってから放置してください。 

(表面だけに水気を与える場合は表裏の乾燥収縮差で音がしますので気になるようでしたら表裏面に水気を与えてください)

 

硬いブラシなどは柿渋や竹表面を傷めますので使用しないでください。

 

ほぼ乾いた状態で備え付けの紙管に巻き付けて輪ゴム(折径7cm)で固定して養生してください。

 

紙管は紙で出来ていますので濡れた状態でChimney1720を取り付けないでください。

 

竹表面は柿渋で複数回塗布して堅めて整えていますが、竹の細い繊維がごく稀に使用頻度などで表に出る場合がありますので、

細目のサンドペーパーで軽く均して整えてくだい。

またChimney1720のお手入れは水分を含ませた刷毛・スポンジ・布などで水気を与えれば数分間で重なる部分が開いてきますので洗い桶などに

 

永く漬けて置かないでください。

 

柿渋は水溶性のため濡れた状態は強度が弱くなりますので永く水に漬けて置かないでください。

柿渋は水道水のカルシウムや鉄分などと柿渋の渋み成分のタンニンが反応してタンニン鉄の黒い斑点となって表面に現れる場合がありますが柿の黒い斑点と同じ成分ですので健康上問題はありません。

*2020年9月15日、奈良県立医科大の伊藤研究室でタンニン鉄が新型コロナを不活性化することが確認されました。

 

サイズ調整生きた素材の竹はご使用の型に合せて調整することができます。

詳細は保管と養生(サイズの調整)の説明をご覧ください。

 

企画・製造元CLASIMONs  915-0076福井県越前市国府2-1-2

Tel : 0778-77-2398  Fax : 0778-77-2410

e-mail : life@clasimons.jp

Instagram : clasimons_chimney1720

http://www.clasimons.jp

https://www.chimney1720.com

販 売(総販売店) snowcafe  福井県丹生郡越前町赤井谷37-41-1 Tel : 090-9769-5222

e-mail : info@snowcafe2015.com

Instagram : snowcafe2015 

https://shop2.snowcafe2015.com(通販サイト)

http://snowcafe2015. com

 

竹と柿渋で出来ているChimney1720は手造り品のため表面的に同じものがありません。特に堅牢性と抗菌性を高めるため内側と外側に柿渋を複数回塗布しているため、柿渋の濃淡や斑模様が出てしまいますのでご了承ください。また柿渋の特徴として時間を経ると赤茶色に色味が深くなります。またものによっては処度に微細な黒い斑点がありますが、これは柿渋の渋み成分のタンニンと鉄やカルシウムなどが反応したタンニン鉄と呼ばれる鉄成分で人体には無害ですので安心してお使いください。

新型コロナを不活性化するタンニン鉄ですがChimney1720は商品クオリティーを考えて出来るだけタンニン鉄の微細な黒い斑点が出ない製法を採用しています。

*柿の黒い斑点などもタンニン鉄です

Chimney1720の微細な黒点は蛍光X線成分分析機で成分分析済み 

 

検品について出荷時には当社の検品基準に基づいて欠けの検品を行っています。

表面の凹:型抜きに支障のないきわめて小さな凹は良品として扱っています。

天然素材竹シートは柿渋の濃淡のように不揃いですのでご了承ください。

欠け竹シートメーカの製造工程で起こる避けられない現象で、僅かに発生する場合があるため、竹シートメーカとCLASIMONsの2重の検品チェックで取り除いています。

(欠けChimney1720の縁の一部分や表面が欠損している状態)

ご使用後の欠けについては対応できませんのでご承知ください。

*使い方の説明のここに注目をご覧ください。図2-1,2-2,2-3

 

 

交換について

ご購入時に図のような欠損がある場合に限り商品を交換いたしますので下記にご連絡下さい。

また間違った使用による欠損については交換は致しかねますので、取り扱い注意書を熟読してお使い下さい。

連絡先:clasimons2016@gmail.com

 

表面処理柿渋は水溶性ですので水に長く漬けたり、強く拭き取とらないようお願いいたします。

時間が経つと柿渋は濃い赤褐色に変化し、硬化度が進み堅牢になります。

 

 

 

その他の注意点

極めて稀にChimney1720の表面に微細な竹繊維が出ることがあります。製造過程や出荷時の検品で取り除いていますが、ご使用の際は安全のため軍手やキッチン手袋を付けてご使用ください。

Chimney1720ご使用の際に竹表面に指で軽く触れて微細な竹繊維が表に出ていないか確認してください。もし竹繊維が表面に出ているようでしたらサンドペーパで軽く均して整えてください。

 

その他型サイズChimney172017型と20型専用です。

他の型サイズは23型だけ対応していますので販売店のsnow cafeにご相談ください。

18型Chimney17またはChimney20で兼用できます)

Chimney1720は型生産のため最低ロット数が必要になります。

また少数ロットは割高になりますのでご了承ください。

 

堅牢処理についてChimney1720は耐久性を高めるために内側と外側を柿渋で複数回堅牢処理を施しています。

自社の耐久試験は一般タイプの2倍の堅牢処理を施した商用タイプで行っています。一般タイプはやや耐久性が劣ります。

また柿渋の堅牢処理数が多い商用タイプは一般タイプよりもやや濃い赤茶色になり経年変化でより深みを増します。

*竹はコンクリートと同程度の圧縮強度と鉄鋼に匹敵する引っ張り強度があると言われています。

*パソコンやモバイル画面で見る色合いと実際の色合いは異なりますのでご了承ください。

写真4左:商用タイプ  

写真4右:一般タイプ

写真5

一般タイプとは一般タイプは時々シフォンケーキを焼かれる方など趣味の範囲でシフォンケーキを焼かれる方です。

商用タイプとは商用タイプはシフォンケーキを生業とされている方です。

一般タイプまたは商用タイプをご自由にお選びいただきsnow cafeにお申し付けください。

販売店のsnowcafeでは管理上、商用タイプをヘビータイプとしています。

*シフォンケーキ生地が無い状態での繰り返し試験ですので実際は生地の硬さ・お手入れ・使い方などで耐久性が変わります。

ユーザ登録Chimney1720商品パッケージ蓋裏面のシリアル番号でパッケージ内取説12PのQRからご登録ください。

ユーザ登録者様にはお得情報やプレゼントキャンペーン情報などをその都度にお送りします。

登録の返信メールが受信されますよう【life@clasimons.jp】【clasimons2016@gmail.com】の登録をお願いします。

(Chiffon21のユーザ登録と共通です)

シフォンケーキやシフォニストの情報共有と情報発信のためのインスタグラム、Chimney1720ギャラリーの開設を予定していますのでChimney1720をご使用の様子などの写真をご投稿頂ければ幸いです。

(写真のご投稿の際はお名前とシリアル番号を付けてlife@clasimons.jp添付ファイルでお送りください。)

 

2020年 特許・意匠・商標登録出願済(早期審査請求を伴う特許出願済)Patent apllies

「この商品についてはすでに特許・意匠出願をしていますので、 当社の商品以外は特許侵害となる可能性があります。」

*類似商品にはご注意ください。

 

 

 使い方の詳しい説明

Chimney1720は中筒型との密着性を高めて綺麗な型抜きが出来るように中筒型の細口よりも僅かに小さくデザイン(設計)されています。そのため真上から入れることは出来ません。写真1のように斜め方向から竹の弾力性を活かして中筒型に入れてください。

(中筒型が生地で覆われている場合は生地を押し下げて中筒型を出してください)

また写真1,2のように手を添えながら入れると安定します。

Chimney1720を中筒型に斜めから入れるときに多少注意が必要です。詳しくは図2と図3ここに注目をご覧下さい。

写真3のようにゆっくり、しっかりと中筒型の下まで降ろして下さい。 

後は写真4のようにChimney1720を引き抜くだけで完了です。  写真1~5までに要する時間は慣れれば僅か十数秒で完了です。


Chimney1720の研究開発から商品化および発表までにおおよそ2年の歳月を要しました。素材選定のためにメタル、プラスチック、木質材など各種素材の検証を行い多くの素材の中から手に優しく環境にも、そして大切な型にも優しい薄くしなやかな竹に注目しました。また耐久性を高める堅牢な柿渋と薄くしなやかな竹とのハイブリッドでシフォンケーキ中筒型抜きのための新たな素材に辿り着き独自の

 

2重構造成形法生産手法

簡単に手早く・ストレスフリーで・美しいカット

 

Chimney1720を商品化することが出来ました。竹は木質材の中でも特に量産加工が難しい素材の一つで竹と柿渋のパフォーマンスを引き出すためには一つ一つ丁寧に手作りすることが必要です。また天然素材の竹は工業素材に無い優れた特性がある反面、非均質性・低い歩留まり(ロス率)など避けることが出来ない製造工程のデメリットがあります。また 柿渋は高い抗菌性や堅牢性の反面、繊細で取り扱いの難しさがあります。このようなメリット・デメリットを総合的に検証して取捨選択することで適正な価格に反映できたと思います。シフォンケーキ愛好家、シフォンケーキを生業にする方達などより多くのシフォニストに順次お届けできるように取り組んでいますが量産加工の困難なChimney1720ですので何卒ご了承ください。

 


FQA

よくある質問

 

Q17型と20型以外のChimney1720はありますか?

A:23型は検討中ですが、他の型については需要量を観て今後検討を予定しています。

 

Q:Chimney1720は17型と20型以外の型でも使えますか? 

A:Chimney1720は金属などの工業材と異なりサイズを微調整出来る点が大きな特徴です。

そのため18型にも使うことができます。

 

Q:Chimney1720はどこで買えますか?

A:snowcafe通販サイトでご購入いただけます。ヘッダーリンクのsnowcafeをクリックするとsnowcafe通販サイトに入ることができます。

 

Q:Chimney1720の重なっている箇所のお手入れはどうすればいいですか? 

A:布やスポンジなどでChimney1720表面に水気を与えると数分で重なる部分が開いてきますので、この時に乾拭きや水拭き、またアルコール消毒などで軽くお手入れしてください。硬いブラシなどは表面の柿渋や竹を傷めますの避けてください。元の状態にする方法はお手入れの説明をご覧ください。

 

Q:Chimney1720の耐久性を教えてください? 

A:弊社の繰り返し耐久試験(シフォンケーキの無い状態)では9,999回(カウンター4桁数)で損傷はありませんでしたが、実際にはシフォンケーキ生地の硬さやお手入れ頻度などのストレスで耐久性が変わると思います。

また使い方がChimney1720を傷める原因になりますので使い方の説明(図2,3,5)をご覧ください。

 

Q:Chimney1720で型を傷つけることはないですか  

A:金属などいろいろな素材の中から竹を選んだのは手指や環境に優しいだけでなく、大切な型を傷つけない素材だからです。

 

Q:他の素材のChimney1720は無いですか   

A:金属や樹脂などいろいろな素材の中から竹を選んだのは手指に優しく(中筒型抜きは型抜材の薄さを求められるため金属の薄板0.3mmなどでは型抜きやお手入れのときに指を切る心配があります環境に優しいだけでなく、大切な型を傷つけない素材(中筒型抜きは型に密着させながら焼結層をカットするため硬く薄い金属素材は柔らかいアルミ型表面を傷つける心配があります)だからです。また竹が中筒型抜きに適しているのは、鋼のような強さだけでなく強い復元力と反発力で中筒型に密着する力があるからです。また同じ20型や17型でもメーカによってサイズが異なるため竹のサイズ調整力は優れた特性と言えます。それに食材を扱うため重なった箇所の日々のお手入れは大切です。お手入れがし易いこともアドバンテージになりますね。金属などでは重なった箇所のお手入れは難しいように思います。

 

Q:一般と商用の違いを教えてください   

A:一般は時々シフォンケーキを焼かれる方で、商用はほとんど毎日のようにシフォンケーキを焼かれる方です。

一応便宜的に一般と商用に分けていますが、商用は堅牢処理を一般の2倍行っていますので一般よりも耐久性が向上しています。そのため価格にも差があります。使う頻度で一般または商用をお選びください。

参考:堅牢処理についてご覧ください。

販売店のsnowcafeでは管理上、商用タイプをヘビータイプとしています。

 

Q:Chimney1720素敵なネーミングですね。由来を教えてください   

A:中筒型はその形から煙突と呼ばれていますので英語読みのチムニーにしました。1720はサイズ表記です。

 

Q:Chimney1720は何故斜めから入れるのですか   

A:中筒型よりも小さくして密着性を高めるためです。少しでも隙間があると生地の取残しが出来て綺麗に抜けないばかりでなく、生地の抵抗が増えて製品寿命が短くなると思います。

またChimney1720自体も一回りコンパクトに作ることが出来ました。

 

Q:生地が残ってしまうのですが   

A:snowcafeが推奨しているより良く使うための説明写真3,図4-1,図4-2,図6のような使い方、また使い方の説明をより詳しくをご覧いただきお試しください。生地を完全に取り切るのは難しいですが、「道具は習うよりも慣れろ」というように数を熟すのが一番ですね。また型が歪んでいると生地が取り残されますね。

 

Q:Chimney1720が傷むのはどういったときです   

A:中筒型よりも小さいChimney1720を中筒型の真上から無理に押し込もうとすると図5-2右のようにChimney1720の縁が型に直接当たって欠けたり傷くようなダメージを受けます。一方中筒型に対して斜めから入れると図5-2左のようにほぼ2点接触で竹材の弾力性を利用して広がりながら中筒型に入るためダメージが小さくなります。 また図2-2のように右利きの方は2重の部分を右側にして型入れするとダメージが小さいと思います。

竹の弾力性を利用して型に斜めから被せるようにイメージするといいと思います。

2重の部分を左側にして型入れすると図2-3のようにクラッシュし易いので注意してください。

 

 

図5-2

図2-2

図2-3

 

Q:Chimney1720の縁が欠けたときはどうすればいいですか    

A:Chimney1720は筒型ですので縁が欠けたときはひっくり返してお使いください。

 

Q:Chimney1720の表面に小さな凹がありますが    

A:型抜きに支障がない極めて小さな凹は良品として扱っています。

 

Q:Chimney1720の表面に僅かに擦れたような痕がありますが     

A:チムニーの曲げ加工時に稀に微細な竹繊維が表に出る事があります。そのためサンドペーパで擦り落とした痕になります。

 

Q:Chimney1720の表面に小さな黒い点がありますが     

A:タンニン鉄と呼ばれるもので、柿の実などの黒い点と同じものですので健康などには問題はありません。

因みに柿の渋み成分タンニンと水に含まれる鉄分、カルシウムとの反応でできる成分で新型コロナを不活性化すると言われています。(2020年9月15日、奈良県立医科大の伊藤研究室でタンニン鉄が新型コロナを不活性化することが確認されました。

 

Q:Chimney1720用の紙管が傷んできたとき、代わりのものは何かありますか    

A:ご指摘ありがとうございます。ご指摘のとおり紙管は水に弱く、また使用頻度などでも何れは傷んでくると思います。代替品としてはアクリルやポリカボネートパイプがありますが高価なためChimney1720の備品に今回は紙管を使いました。紙管が傷んだ場合は中筒型に取り付けて保管してください。今後ニーズを観て必要でしたら別売りでアクリルまたはポリカボネートパイプの提供を考えています。またChimney1720専用のChimney1720Home(仮称)のようなもののデザインを考えていますので取り組み状況などをNEWSにアップしたいと思います。

 

Q:SDGsを最近よく耳にしますがCLASIMONsはどのような取り組みをしていますか    

A:工業材は多量生産や均質性、安定した供給性などのメリットがありますがChimney1720の素材は天然由来のものに拘りました。素材供給から製造、回収までの循環システムをCLASIMONsが直接行っているわけではないですが、多くの選択肢の中から天然由来の選択がエネルギー排出の低減や環境負荷の低減に間接的に繋がっていると思います。

 

Q:水気を与えて暫く放置するとパキッという音がしますが    

A:表面に刷毛などで水気を与えれば数分で開いてきますので、手早くお手入れを済ませて型または乾いた状態で紙管に取り付ければ音はしないと思います。表面にだけ水気を与え暫く放置すると表面と裏面の乾燥の収縮差で乾き始めるときに音がすると思います。放置した後でお手入れをする場合は、水桶に軽く通して両面に水気を与えて表裏面を良く拭ってから放置してください。また柿渋は水溶性ですので永く水桶に漬けるのは避けてください。

 

Q:Chimney1720ほのかに香りますが竹の香りです     

A:柿渋の香りですね。作り立てのChimney1720は柿渋の香り成分が残っているため香ると思います。何日か作り置きして出荷したChimney1720は香り成分が抜けていると思います。柿渋の香りを好まれる方もいますがいずれにしても香り成分は時間ともに消えると思います。

 

Q:輪ゴム留めの他に何がありますか     

A:シフォニストのot0930さんの好例がありますのでご紹介します。貼ったり剝がしたり出来るテープを使って中筒型にChimney1720を留めた例で一つのテープで全体を留めることが出来るため密着度が高くなると思います。

ただ、接着力が強いと表面の柿渋が剥がれる場合がありますので輪ゴム留めをお勧めしています。

密着性については図4-3説明していますのでご覧ください。

 

 

Q:生地がChimney1720に引き込まれるようですが     

A:特に柔らかい生地の場合はChimney1720に引き込まれるなど、生地との相性もありますのでsnowcafeにご相談ください。また生地の引き込みを逃がす方法としては図4-4、図4-5でも説明していますが、側面と底面の支えを失うと引き込まれ易くなりますので中筒を最初に側面と底面は後にしてください。また生地に挿入する前に空いた手でしっかりとChimney1720を握って型密着に集中し軽く挿入してください。

ファーストインでは生地の引き込まれ感があると思いますが、ここをクリヤーすると底まで問題なく入ると思います。シフォニストの道具は生地感や型サイズが其々異なりますので、慣れと使いこなしが大切ですね。

また、水分量が多めの生地の場合は水気で「チムニーが付着して引き込まれやすくなる」といった報告もあります。

対応としては調理用オイルをチムニー表面に塗ることで多少は改善されると思いますが、生地が油で酸化されるなど生地感や味のクオリティに影響が出る場合があります。

 

Q:きれいに抜くワンポイントアドバイスを教えてください     

A:取扱説明の使い方で一番多く説明していますが、一つだけ挙げるとすれば型の密着性が大切です。トップの動画にもあるようにChimney1720で型が持ち上がるぐらいの密着があるといいと思います。

 

Q:取扱いで最も注意する点を教えてください     

A:取扱説明の注意点で一番多く説明していますが、一つだけ挙げるとすれば図2-1,2-2,図5-1,5-2のような取り扱いが方が大切ですが、幾つかの注意点をイエローボードで大きく記載しています。

 

Q:筒形と先細りの形とどちらがいいですか      

A:慣れるまでは筒形で使ってください。備え付けの紙管直径は其々の中筒型の上外径より5mm程度小さいです。

(snowcafeの型で調整)また出荷時は型密着性が良くなるように紙管にピッタリサイズで調整しています。

そのため真上から入れる事は出来ませんので、動画のように斜めから被せ入れるようなイメージで型inして下さい。

参照図2-1,2-2,2-3図5-1,5-2

お手入れ後のサイズ調整紙管に輪ゴムで留めるけです。

下記にチムニーの使い方・管理フローチャートを箇条書きでまとめましたので参考にしてください。

①初めに中筒型抜き ②お手入れ(チムニー表面に軽く水気(数分で開いた後でスポンジなどで優しく)) 

③乾きを待ち(小一時間程) ④紙管に輪ゴム留め(一晩寝かす) 

 

 


その他、販売以外でご不明な点がございましたらCONTACTからご相談ください。

 

そして何よりも 理由7

素敵なシフォニストライフをお楽しみください。